講座歴史の歩き方募集要項 平成20年度
 

本講座は、歴史の舞台を実際に訪れることの楽しさをお伝えしていくものです。
毎回第一線の先生に講師を務めて頂いています。年間4回開催予定です。

 
 
「講座 歴史の歩き方」〜日本を見つける知の探訪〜
(第45回)
出雲のおくに −「歌舞伎」の誕生とみやこの風俗

徳川幕府による社会秩序が確立する前夜、
戦乱をくぐり抜けた人々は、生きてあるその日をいとおしむように享楽と狂騒に身を投じていた。
寺社参詣は遊楽の場となり、神事や祭は風流踊りに熱狂する人々であふれる。
都には奇抜な衣装と突飛な行動で耳目をひく「かぶき者」が現れた。
その姿態を真似て都中の評判となったのは、どこの出自とも知れぬ「出雲のおくに」。
彼女が始めた「かぶき躍」は公家武家まで魅了して、現在につづく歌舞伎の源流となった。
おくにを生み出した京都という風土、時代の空気、そして人々と芸能の関わりを探る。


古井戸秀夫氏の講演では、出雲のおくにの人物像と、おくにの「かぶき躍」の本質について、
芳賀徹氏の講演では、出雲のおくにの芸能や、華やかな江戸初期の京文化についてお話しいただきます。


○ 日時
平成20年12月9日(火)
開場17:00 開演18:00(20:55終了予定)

○ 場所
よみうりホール(東京都千代田区有楽町1-11-1)
JR・地下鉄有楽町線有楽町駅より徒歩1分

○ 募集人員
1,100人

○ 参加費用
1,000円(税込)。当日お支払いいただきます。

○お申込み方法
通常はがきに、参加される方の住所・氏名(フリガナ)・年齢・電話番号を明記の上、下記にお申込みください。
(1枚につき2人までご応募いただけます。その際は必ず上記事項を2人分ご記入下さい)
応募された個人情報は、講座歴史の歩き方に関するご連絡及び本講座の運営のために利用するほか、当財団の各種生涯学習事業のご利用案内等をお送りするために使用いたします。

 〒108-0075 東京都港区港南2-1-95 JR東海品川ビルB棟7F
 JR東海エージェンシー内 「講座 歴史の歩き方」事務局Z 係
募集人員を超えた場合は抽選によります。参加いただく方には入場整理券をお送りいたします。

○ 申込締切
平成20年11月10日(月)必着

○お問い合せ
「講座 歴史の歩き方」事務局 Tel.03-6688-7884

○主催
財団法人JR東海生涯学習財団

○後援
京都市

○協賛
東海旅客鉄道株式会社

○企画・運営
株式会社ジェイアール東海エージェンシー


[講師プロフィール]

古井戸秀夫(ふるいど・ひでお 東京大学大学院教授)
1951年東京都生まれ。早稲田大学文学部演劇科卒業、同大学院博士課程修了。早稲田大学教授を経て、東京大学文学部次世代人文学開発センター教授、同大学院人文社会系研究科文化資源学教授。専門は演劇学、舞踊学。主に歌舞伎の美学論、表現論、人物評伝などを研究テーマとし、精密な文献研究に基づいて歌舞伎作品の復活、表現技法の復元などに取り組み、「阿国歌舞伎」の復元上演にも携わる。主な著書に『歌舞伎−問いかけの文学』(ぺりかん社)、『新版舞踊手帳』(新書館)、『歌舞伎』(新潮古典文学アルバム)、『歌舞伎入門』(岩波ジュニア新書)などがある。

芳賀徹(はが・とおる 京都造形芸術大学名誉学長)
1931年山形県生まれ。東京大学教養学部卒業、同大学院人文科学研究科博士課程修了。東京大学助教授、教授を経て、現在、京都造形芸術大学名誉学長、東京大学名誉教授、国際日本文化研究センター名誉教授、岡崎市美術博物館館長。専門は近代日本の比較文化史、比較文学。1997年に紫綬褒章受章。主な著書に『明治維新と日本人』(講談社学術文庫)、『平賀源内』『絵画の領分−近代日本比較文化史研究』(朝日新聞社)、『詩歌の森へ 日本詩へのいざない』(中公新書)、『ひびきあう詩心−俳句とフランスの詩人たち』(TBSブリタニカ)、『みやこの円熟 江戸期の京都文化史再考』(NHK人間講座 日本放送出版協会)などがある。