開催趣旨: 山口蓬春記念館では、蓬春が描き留めた素描類500点以上を所蔵しています。また昭和59年(1984)に未亡人の春子氏よって神奈川県立近代美術館へ寄贈された素描(下図を含む)1,000点以上があることを考えあわせると膨大な数の素描類を蓬春は所有していたことになります。 日本画の制作では、画材の性質上、油彩画のように観ている対象を直接カンヴァスに描き始めることはほとんどなく、写生(素描)をもとに構図を確定してから彩色を行うという工程を辿ります。つまり写生は本制作に向けての重要な出発点ともいえるのです。特に日本画における写生について蓬春は「洋画のデッサンとは違い、寫生そのものが目的ではなく、完全なタブロウ※を作るための基礎工作である」(山口蓬春著『新日本画の技法』昭和26年)と述べているように、写生はあくまでも“目的”を内在した行為であり、描かれた素描はそれゆえに特殊な存在感をもつことになるのです。 本展では、各年代の素描を中心に、未発表作品やスケッチブック、また神奈川県立近代美術館所蔵の台湾、中国での素描9点を含む約60点により、蓬春の写生に対する真摯な姿勢と独自の視点、そこから生まれる臨場感溢れる素描の数々を紹介いたします。
※タブロー tableau(仏) 完成された絵画作品。
会 期: 平成20年8月5日(火)〜10月5日(日) ※会期中、一部展示替えを行います。 前期:8月5日(木)〜9月5日(金) 後期:9月6日(土)〜10月5日(日) 開館時間: 午前10時〜午後5時(但し入館は、午後4時30分まで) 休館日: 毎週月曜日(9月15日を除く)、9月15日(火)、9月24日(水) 会 場: 山口蓬春記念館 〒240-0111 神奈川県三浦郡葉山町一色2320 TEL:046-875-6094 FAX:046-875-6192 主 催: 山口蓬春記念館・財団法人 ジェイアール東海生涯学習財団 後 援: 神奈川県教育委員会、葉山町教育委員会
特別展入館料 : 一 般 500円 高校生以下 無料 団体割引 50円割引(20名以上の団体で1週間前までに予約した場合) 障害者割引 50円割引(同伴者1名を含む) 連携館割引 50円割引 ※連携館:葉山しおさい公園・博物館(大人券のみ)、神奈川県立近代美術館 葉山(一般券・学生券) 年間入館券 1,500円(発行月から翌年の同月末日まで有効)
開催趣旨: このたび、山口蓬春記念館では、夏季展「山口蓬春・近代日本画への歩み−蓬春モダニズムを知る−」を開催いたします。 山口蓬春は大正12年(1923)に東京美術学校を卒業後、やまと絵の大家である師・松岡映丘が主宰する新興大和絵会の同人となり、伝統的な技法を学びながら優れた作品を生み出してゆきます。しかし新しい日本画の創造を目指す蓬春は、やがて独自の絵画表現を模索し、それまでにない斬新な手法の作風を発表します。特に戦後になって発表された作品にはマチス、ブラックをはじめとする近代の西洋画の作風を強く意識したと思われる表現が、画面に顕著になって表れており、その作風は「蓬春モダニズム」と形容されました。そしてこの取り組みは、後年の格調高い作風に至る蓬春の画業の中でも重要な位置を占めるものと推測できます。蓬春は著書の中で「いつの時代にも、新しい日本画の創造と言うことを心掛けて、果敢に前進しようする作家が居なければ、藝術は進展しないのである。時代や社会は常に進み動いて居るのであるから。」と述べているように、現状に甘んじることなく、常に新しい日本画の創造に取り組んでいったのです。 本展覧会では、蓬春の多岐に亘る画業の中でも、特に戦後の作品に焦点をあてて、「蓬春モダニズム」と形容された時期から後年に至るまでの過程をご紹介するとともに、あわせて季節の素描なども展示いたします。
会 期: 平成20年5月30日(金)〜7月27日(日) 開館時間: 午前10時〜午後5時(但し入館は、午後4時30分まで) 休館日: 毎週月曜日(7月21日を除く)、7月22日(火) 会 場: 山口蓬春記念館 〒240-0111 神奈川県三浦郡葉山町一色2320 TEL:046-875-6094 FAX:046-875-6192 主 催: 山口蓬春記念館・財団法人 ジェイアール東海生涯学習財団 後 援: 神奈川県教育委員会、葉山町教育委員会
特別展入館料 : 一 般 500円 高校生以下 無料 団体割引 50円割引(20名以上の団体で1週間前までに予約した場合) 障害者割引 50円割引(同伴者1名を含む) 連携館割引 50円割引 ※連携館:葉山しおさい公園・博物館(大人券のみ)、神奈川県立近代美術館 葉山(一般券・学生券のみ) 年間入館券 1,500円(発行月から翌年の同月末日まで有効)
開催趣旨: このたび山口蓬春記念館では特別展「山口蓬春・名画誕生の軌跡―本画と下図から探るその絵画の魅力―」を開催いたします。 山口蓬春(1893-1971)は、東京美術学校西洋画科に入学するも日本画科に転科し、以後、伝統的な技法を基盤としつつ常に時代感覚を意識した新日本画の世界を創造しました。その姿勢は、戦後、より一層強く打ち出されるようになり、画業の集大成ともいえる四季の連作《春》《夏》《秋》《冬》が完成した昭和40年(1965)には文化勲章を受章しました。 本展覧会は、代表作《春》《夏》《秋》《冬》を中心に本制作と下図のほか、素描や資料写真を照らし合わせながら展示することで作品誕生までの軌跡を辿ろうとするものです。また当館には、蓬春が最後まで絵筆をとった画室が残されていることから蓬春の創作活動を偲びつつその制作過程を通じて蓬春絵画の魅力を探ります。
会 期: 平成20年3月29日(土)〜5月25日(日) ※会期中、一部展示替えを行います。 前期 3月29日(土)〜4月29日(火) 後期 5月1日(木)〜5月25日(日) 開館時間: 午前10時〜午後5時(但し入館は、午後4時30分まで) 休館日: 毎週月曜日(5月5日を除く)、4月30日(水)、5月7日(水) 会 場: 山口蓬春記念館 〒240-0111 神奈川県三浦郡葉山町一色2320 TEL:046-875-6094 FAX:046-875-6192 主 催: 山口蓬春記念館・財団法人 ジェイアール東海生涯学習財団 出品協力: 独立行政法人国立美術館 東京国立近代美術館 後 援: 神奈川県教育委員会、葉山町教育委員会
特別展入館料 : 一 般 600円 高校生以下 無料 団体割引 50円割引(20名以上の団体で1週間前までに予約した場合) 障害者割引 50円割引(同伴者1名を含む) 連携館割引 50円割引 ※連携館:葉山しおさい公園・博物館(大人券のみ)、神奈川県立近代美術館 葉山(一般券・学生券のみ) 年間入館券 1,500円(発行月から翌年の同月末日まで有効)