開催中の展覧会
●山口蓬春記念館 平成20年度 夏季展
山口蓬春・近代日本画への歩み−蓬春モダニズムを知る−

開催趣旨:
このたび、山口蓬春記念館では、夏季展「山口蓬春・近代日本画への歩み−蓬春モダニズムを知る−」を開催いたします。
山口蓬春は大正12年(1923)に東京美術学校を卒業後、やまと絵の大家である師・松岡映丘が主宰する新興大和絵会の同人となり、伝統的な技法を学びながら優れた作品を生み出してゆきます。しかし新しい日本画の創造を目指す蓬春は、やがて独自の絵画表現を模索し、それまでにない斬新な手法の作風を発表します。特に戦後になって発表された作品にはマチス、ブラックをはじめとする近代の西洋画の作風を強く意識したと思われる表現が、画面に顕著になって表れており、その作風は「蓬春モダニズム」と形容されました。そしてこの取り組みは、後年の格調高い作風に至る蓬春の画業の中でも重要な位置を占めるものと推測できます。蓬春は著書の中で「いつの時代にも、新しい日本画の創造と言うことを心掛けて、果敢に前進しようする作家が居なければ、藝術は進展しないのである。時代や社会は常に進み動いて居るのであるから。」と述べているように、現状に甘んじることなく、常に新しい日本画の創造に取り組んでいったのです。
本展覧会では、蓬春の多岐に亘る画業の中でも、特に戦後の作品に焦点をあてて、「蓬春モダニズム」と形容された時期から後年に至るまでの過程をご紹介するとともに、あわせて季節の素描なども展示いたします。


展示会名称:
山口蓬春記念館 夏季展
「山口蓬春・近代日本画への歩み−蓬春モダニズムを知る−」

会  期:
平成20年5月30日(金)〜7月27日(日)

開館時間: 午前10時〜午後5時(但し入館は、午後4時30分まで)
休館日: 毎週月曜日(7月21日を除く)、7月22日(火)

会  場:
山口蓬春記念館
〒240-0111 神奈川県三浦郡葉山町一色2320
TEL:046-875-6094 FAX:046-875-6192


主  催:
山口蓬春記念館・財団法人 ジェイアール東海生涯学習財団


後  援:
神奈川県教育委員会、葉山町教育委員会

特別展入館料 :
一  般 500円 高校生以下 無料
団体割引 50円割引(20名以上の団体で1週間前までに予約した場合)
障害者割引 50円割引(同伴者1名を含む)
連携館割引 50円割引
※連携館:葉山しおさい公園・博物館(大人券のみ)、神奈川県立近代美術館 葉山(一般券・学生券のみ)
年間入館券 1,500円(発行月から翌年の同月末日まで有効)


主な展示予定作品

《佐与利》 《都波喜》
山口蓬春 《佐与利》
昭和26年(1951)
山口蓬春 《都波喜》
昭和26年(1951)頃
   
《枇杷》 《まり藻と花》
山口蓬春 《枇杷》
昭和31年(1956)
山口蓬春 《まり藻と花》
昭和30年(1955)
   
《百合》 《紫陽花》
山口蓬春 《百合》
昭和32年(1957)
山口蓬春 《紫陽花》
昭和34年(1959)
   
《洩るゝ陽》  
山口蓬春 《洩るゝ陽》
昭和36年(1961)
 
   
《薔薇 素描》 《花菖蒲 素描》
山口蓬春 《薔薇》 素描
昭和44年(1969)
山口蓬春 《花菖蒲》 素描
昭和43年(1968)
 

※都合により出品作品の一部を変更する場合もあります。

 

関連イベントのご案内:
 [名称] 山口蓬春記念館呈茶会
 [内容] 初夏の日本庭園を眺めながら、お菓子とお抹茶をお楽しみ下さい(学芸員の解説付き)。
 [期間] 平成20年5月31日(土)、6月1日(日)
 [時間] 12:00〜15:30
 [料金] 1席900円(入館料を含む)
 [定員] 各日とも先着50名
 [申込方法] 2日前までに電話にて「氏名、電話番号、希望日、人数」をご予約下さい。
 [申込先] 「山口蓬春記念館呈茶会」係 TEL 046-875-6094
 [協力] 葉山町茶道連盟

 

庭園のご案内:
記念館庭園と花暦をご覧下さい。
 

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山口蓬春 《紫陽花》 素描
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